
こんにちは!mitsumaru300です!!
猛暑が続く加計呂麻島です。今年は裏の林の日陰に車ごと入れる道を作ったので、なんとかクーラーいらずで猛暑を過ごしています。

海や山に囲まれているので、夜は扇風機で眠れるのはありがたいですね。
フェリーで20分の奄美大島の古仁屋は、コンクリートだらけなので熱帯夜となります。離島といえど、コンクリートの量が増えるとまったく違う環境になります。

それでは、今週の動画はこちら!!
動画詳細

ヨコフエダイ Ⓒ2019mitsumaru300
改めてこのヨコフエダイをみてみると、やはり大きいですね。メガネハギは30㎝ぐらいあるんですが、とても小さくみえます。

ヒレを切るのが大変なヨコフエダイ70 Ⓒ2019mitsumaru300
ヒレを切っていくのですが、この頑丈なハサミでも尻びれ、背びれ、尾びれを切るのは一苦労しました。ハサミが負けそうになったのは、70カスミアジ以来ですね。

ヨコフエダイ 左:大きなウロコ 右:卵 Ⓒ2019mitsumaru300
ウロコは今までの魚で一番大きいサイズでした(左上)。ほのかにピンク色です。
内臓をとりだしてみると、卵がありました(右上)。大事にいただきますね。

左:ヨコフエダイ頭 右:尾びれ Ⓒ2019mitsumaru300
頭だけでも20㎝もあり、(左上)、尾びれがまるで扇子になりそうなサイズでした(右上)。
切り身もいい色合いです(左上)。肉厚もすごい!(右上)

ヨコフエダイからとれた食材一覧 Ⓒ2019mitsumaru300
左上から時計周りに、お頭、カマ、刺身用切り身、メガネハギ切り身味付け、アラ、卵、うろこ、切り身と豪華な食材となりました。切り身の一部を集落のねぇさん達にも配りました。とてもよろこんでいただけました。
生姜にんにくソテー

ヨコフエダイ Ⓒ2019mitsumaru300
それでは作っていきましょう!

ヨコフエダイ 左:切り身 右:小麦粉をふる Ⓒ2019mitsumaru300
肋骨周りの腹かみを2枚用意します(左上)。すでに塩は加計呂麻島の塩を振ってあるので、黒コショウからかけていきます。小麦粉を両面に振ります(右上)。

左:にんにくと生姜の刻み 右:調味料A Ⓒ2019mitsumaru300
にんにく1片、生姜1片を刻みます(左)調味料Aを作ります。黒糖大さじ1/2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ1.5杯を混ぜます(右)。

ヨコフエダイ 左:ニンニクと生姜の刻みを入れる 右:調味料Aを魚にかけながら焼く Ⓒ2019mitsumaru300
フライパンに油をひいて皮側から焼いていきます。裏返すときに皮が剥がれてしまいました、、、

皮を剥がれずに焼く方法は、後半の次回対策のところでまとめます。
魚と魚の間に、にんにくと生姜の刻んだものを入れて、焼いていきます(左上)。調味料Aも入れ、たれを魚にかけながらさらに焼いていきます(右上)。

ヨコフエダイ 左:焼き上がり 右:盛り付け Ⓒ2019mitsumaru300
焼きあがったものを盛り付けていきます。

ヨコフエダイ 左:表面カリカリ、中身ふんわり 右:野菜も添えていただきます Ⓒ2019mitsumaru300

表面はカリカリ、中身はふわふわの触感は食欲をそそります。
撮影中なのに箸がとまりません。お野菜や魚汁も用意しておいしくいただきました!(右上)
カブト煮

ヨコフエダイ カブト割り失敗例 Ⓒ2019mitsumaru300
カブトを上記のように切り始めたのがそもそもの失敗でした、、、ぜんぜん切れないんですよね。

カブトの切り方は最後に次回対策としてまとめますね。

ヨコフエダイ 左:臭み抜き 右:顔のうろことり Ⓒ2019mitsumaru300
なんとか切ったふたつのカブトを鍋に入れてお湯をかけます(左上)。

これをするとしないでは魚の生臭さが違うので面倒くさがらずにやりましょう。
鍋を回して全体にお湯がいきわたったら、水を入れてカブトに残っているウロコを手でとっていきます(右上)。とり終わったらすべての水を捨てます。

ヨコフエダイカブト煮 調味料一覧 Ⓒ2019mitsumaru300
鍋に生姜を入れ、酒100ml、水150mlを入れて一度沸騰させアクをとります(左上)。次に砂糖大さじ1、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2を入れ(中央)、少しぐつぐつ煮立つ程度の火にして、落し蓋をして10分ほど煮ます(右上)。
火加減はそのままで、煮汁をカブトにかけながらさらに10分ほど煮込んでいきます。

ヨコフエダイ カブト煮 Ⓒ2019mitsumaru300

できあがったらお皿に盛りつけて、いただきます!!
できあがってすぐも美味しいのですが、一度常温でゆっくり冷やして、再度火を入れて温めて食べるとさらに味が染みわたり美味しくなりますよ!

素材はヨコフエダイではなくても美味しくできるので、ぜひ試してみてください!
次回対策
「魚の皮をフライパンにくっつかずに焼く方法」を調べてみたところ以下の2つですね。
①クッキングシートを敷いて焼く
②お酢を皮につけてから焼く
①はクッキングシートさえあればかなり綺麗に焼けるようです。ただ、うちにはクッキングシートがなく、コストがかかりそうなので、②のお酢を皮につけてから焼く方法を次回に試してみたいと思います。酢の匂いは焼いてしまえば消えるとのこと。
「魚の頭(カブト)の割り方」
こちらを参考にして話を進めます。

魚の頭を切断するには片刃包丁(出刃包丁)が適しているそうです。

切断ポイントは正中線の1つだけ!!このポイントがズレると切れません。

魚を置く位置は、口先が天井を向き、頭頂部が自分側にくるようにカブトをまな板の上に立てます。
魚の上の歯の中央に刃が当たるように口の中へ包丁を差し入れていきます。

このときに、包丁の裏側を意識して、まっすぐ真下に包丁が向いているかチェックします!この初期角度が曲がると正中線からズレるのでカブトを割ることができません!
包丁先がまな板についたら、包丁の先を支点、握り手を力点、包丁の刃全体を作用点となるように、てこの原理を頭に浮かべて、上あごの正中から頭頂の正中線をイメージしながらカブトを割っていきます。

上記がうまくいくとあっさりと断ち割ることができるそうです!
これで次の大物が釣れた時は、皮をうまく焼いたソテーやカブトを綺麗に割ったカブト煮を食べれると思います。またこの方法での結果は次の大物が釣れたときに試して画像付きでお伝えしますね!
ということで本日はここまで。
ぶらり加計呂麻島のたび:果樹とイカ釣りの俵集落【kakeroma life】
最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!