
こんにちは!mitsumaru300です!!
さて今回は、投網で初捕獲をするべく、加計呂麻島の川に住む生物を調査して投網のターゲットを絞り投網をしてみたところ・・・初めて魚が捕れました!釣行の詳細は動画で、ブログでは調査でみつけた生物たちを紹介していこうと思います!

それでは、今週の動画はこちら!!
釣り天気&タックル

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300

加計呂麻島、夏、曇り。生物観察はカニかごに魚の切り身、投網は直径2.4mのものを使用。
加計呂麻島の夏の川で観察した生物たち

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300

加計呂麻島にはオオウナギがいますが、リュウキュウアユはいないとされています。
奄美大島にはリュウキュウアユはいるのですが海水温上昇により2019年に激減し環境省のレッドリスト絶滅危惧種IA類に位置付けられています。

無断で捕獲・譲渡した場合は1年以下の懲役、50万円以下の罰金となっていますので捕獲しないようにしましょう!

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300
エサよりもカメラが気になってしょうがないこの魚は、たぶんですが「チチブモドキ」かと思われます。なんか愛嬌のある顔をしてますよね!

ぜひこのチチブモドキの場面は動画で観てほしいです。笑っちゃいますw
草の生えているポイントへ移動するとガサゴソとカゴの周りを歩き回る生物がやってきました。

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300
その生物は「モクズガニ」。いつもモズクと言い間違えしてしまう・・・。

このカニの個体数も減ってきているようで貴重なカニですが、捕獲は今のところ鹿児島県では禁止されていません。
卵持ちのメスは特に美味しいようですよ。今回捕獲したモクズカニは未成熟なメスだったためリリースしました。

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300

モクズガニの雄雌は腹側をみると簡単に見分けがつきます。

ふんどしと呼ばれる腹節(上図の赤矢印の先にある茶色部分)が縦長のものがオス、丸くなるものがメスです。
今回の個体は茶色部分の丸さが足りないので最初はオスかと思いましたが、メスの未成体と判断し、今後成体になるにつれて腹節が全体的に丸くなるのではないかと思っています。

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300

カニが餌を食べ始めたころにやってきたのはヌマエビでしょうか?
以前に加計呂麻島の川で手長エビが居たのをみたことがあるのですが、今回のエビは手が長くなかったのでヌマエビと判断しました。何ヌマエビなのかまではわかりませんでした。
このカニとエビがいるポイントでみつけたのが、流れのはやい場所で泳ぐ小魚たちでした。

この小魚を投網のターゲットとして、流れの速いポイントで投網をして初めて釣れた魚は・・・

加計呂麻島 ©2020mitsumaru300

オオクチユゴイという魚でした。
成魚で30~40㎝ほどに成長するそうですが、今回釣れたのは10~15㎝でした。食べるには申し訳ないサイズだったので今回はリリースしました。また大きくなって帰ってきてほしいなぁ。

加計呂麻島は海も魅力的ですが、川にも魅力のある生物たちがいますね。

大雨後の汽水域にはチヌなどもいるようなので、いつか投網で捕獲してみたいと思っています。ぜひ来島した際には川にも注目してみてください!
ということで本日はここまで。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!