
こんにちは!mitsumaru300です!!
さて今回は、「旅先でおすすめの釣り2選」ということで、サーフフィッシングとシュノーケルフィッシングについてお伝えします。加計呂麻島の各集落は海に面しているので、浜を歩いて釣りをしたり、気に入った海の中でシュノーケルをしたり…もしかしたら集落の方と偶然出会えたりするかもしれませんね。ゆっくりとした時間を過ごしていただけたらと思います。

ブログ前半は釣行の詳細を、後半はシュノーケルフィッシングの仕掛け作りについて説明したいと思います。

それでは、今週の動画はこちら!!
今日の釣り天気
とても穏やかな晴れ。最高の釣り天気です。加計呂麻島の10月の朝晩は肌寒く長袖が必要ですが、日中の晴れた日はまだまだ汗ばみ半袖で過ごしています。旅行者の方は体調を崩さないように気を付けてくださいね。
今日のタックル(サーフフィッシング)
メタルジグは投げない方が無難です。珊瑚だらけなので根掛多発です。フロートタイプをお勧めします。少し慣れた方なら今回使用しているシンキングペンシルもいいですね。自分のアレンジで水深を選択できるので楽しいですよ。
サーフフィッシング釣果
ダブルで釣れたオジサンとカンモンハタ。フロントフックとリアフックがついているルアーだとこのようなラッキーがあるのでうれしいですね。この二匹は南の島ではよく釣れる魚です。
シュノーケルフィッシング 仕掛けとエサ
仕掛けは上記の通りでとってもシンプルですよね!(詳細は後半にまとめています)

エサは以前に釣っていた小魚の切り身や刺身のあまりを小さく切って冷凍保存してものを、ポケットに入るくらいの小さなジップロックに入れてそのまま海に持ち込みます。
きびなごや生イキくんなどは水中で餌をつけるにはすぐ身崩れしてしまうのでお勧めしません。

安全のために、ライフジャケット着用、防水ケースに入れたスマホなどの118への連絡手段をもちましょう。離島の海にはライフセーバーはおろか人がいません。自分で自分を守るしかないのです。バディを組んでお互いを意識しながら泳ぎましょう!
釣る場所の選定
シュノーケルをしながら魚が集まっているところを探します。上画像でいえば左のサンゴ礁の際のあたりによく魚がいます。仕掛けを落とすのもこのサンゴ礁の際になります。細いラインの方が魚に気づかれにくいですが、魚は餌をとるとサンゴ礁内へ持ち込もうとします。擦れることを前提に少し太いラインで対応しましょう!
釣果
南の島らしくカラフルな魚がよく釣れます。よく釣れて美味しいのは右のカンモンハタですね。魚汁もいいし、煮魚や揚げ物もおすすめです。
移動時の仕掛けの収納方法
ペットボトル内に仕掛けを入れてしまいます。

そして、キャップが外れないぐらい軽く締めることがコツです!きつく締めてしまうとラインが挟まれて傷ついてしまうので気をつけましょう!
仕掛け以外の道具
※動画では紐でmitsumaruと発砲スチロールをつなげたバージョンでシュノーケルフィッシングを行っています。しかし、紐が絡まったりしてとても邪魔でした。腰にぶら下げられる魚をいれる網の方が動きやすいです。しかし、可能性は低いですが血に反応したサメなどの襲撃があった場合は危険を伴います。

理想としては、発砲スチロール内で釣った魚を締めて血は海水に流さず、魚とともにそのまま保管しておくのが安全面ではよいと思います。暑い季節は冷凍ペットボトルを入れ、涼しい季節は海水を発砲スチロール内に入れておけばよいでしょう。釣行も1時間くらいで終わらせて、上陸してから内臓などの下処理をしましょう。
シュノーケルフィッシングの仕掛けまとめ
①素材
・350~500mlの空ペットボトル。
できたら、ボトルの中央あたりがシェイプしているものや、溝がボディに数個あるタイプがおすすめです。ラインを巻き取るときに滑って解けてしまうのを防いでくれます。
・ナイロンライン 5~6号 6mくらい
釣りをするポイントの水深分の長さがあればオッケーです。mitsumaruはDUELのCN500の6号を使用しました。幹糸・ハリスも同様のものを使用しています。
・おもり 40g程度
100均で売っている40gのジグでもいいですね。両サイドに輪っかの金具がついていれば形はなんでもOKです。
・鈎 5号 2本
自分はがまかつ管付き(黒)チヌ5号を使用しています。やはり鈎はがまかつが一番ではないでしょうか。特に管付きではなくても大丈夫です。
・ハサミとライター
結束した後にライターを使用して焼きこぶを作ります。
②作り方
・ペットボトルの「首」の部分にナイロンラインを解けないように結ぶ(左上)。
・結んだラインが長いのでボトルのボディに巻き付けます(右上)。
・末端50センチほどを残して錘のフロント側の輪にラインを結びます。mitsumaruはイモムシノットで結束しました。
・鈎とナイロンラインを結束する。ここの結束はカン付き南方延縄結びの簡易バージョンにしています。
この使用しているナイロンラインの特徴なのか、摩擦が掛かるとすぐにくねくねラインが曲がってしまいます。漁師結びをするとくねくね曲がってしまいました。すっぽ抜けも多発だったので漁師結びはやめました。

なので、カン付き南方延縄結びの後半部分である、「ひねった輪でハリスの先端部分と針を一緒にくぐらせるのを4回おこなう」を省略し、焼きこぶ対応にしています。これだとラインに癖がつきません。

水深4~5mの泳ぎ釣りではせいぜい釣れても30㎝ぐらいの魚なので強度的には外れることはないと思います。
・錘のフロント側につける鈎のラインは5センチ程度、リアにつける鈎のラインは15センチぐらいにしています。あまり長いと絡まりやすいです。
・鈎のラインと錘の輪を結束する
mitsumaruはイモムシノットで結束しています。外れないのであればどの結束方法でもよいと思います。
・予備の鈎とライン
動画内容のように、魚にラインを切られてしまうこともよくあります。予備として、鈎とラインを結束したものを防水ケース等に入れて持っていき、ラインが切れたときは海上でラッコのような状態で浮きながら錘に再度結束します。

慣れないと波酔いしてしまうので、無理な時は一度上陸してから結束しなおしましょう!
こういった仕掛けの作成がめんどくさい方には、シュノーケルフィッシング用のプラスチックでできた釣竿なども売られています。
見ながら目当ての魚を釣ることができるシュノーケルフィッシング。そして旅先の海底がどんなになっているかまで見ることができたら、旅先のことをより深く知ることにもなりますね。とても楽しいので機会があればぜひチャレンジしてみてください!
ということで本日はここまで。
【ぶらり加計呂麻島の旅】塩と珊瑚の須子茂(すこも)集落【kakeroma trip】
最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!