
こんにちは!mitsumaru300です!!
今回はスズメバチの初期巣の駆除を経験したので動画にまとめました。

動画内容は素人の駆除方法なので、マネはしない方がいいと思います。

ブログの前半は動画の詳細、後半はハチ駆除業者さんがおすすめする駆除の仕方をまとめてみたいと思います。

それでは、スズメバチ駆除の動画はこちら!!
動画詳細

左:家の軒下にハチの巣発見 右:とっくりを逆さにした形のコガタスズメバチの初期巣 Ⓒ2019mitsumaru300
防虫防腐剤を家の柱に塗っていたところ、家の裏の軒下に「とっくり」をひっくり返したような形のハチの巣をみつけました。全長20㎝くらいの小さな巣です。以前、ハチに刺された時にハチについて軽く調べた時の記憶がよみがえりました。とっくりをひっくり返した形の巣はコガタスズメバチの初期巣であり、働きバチが生まれる前の段階の巣で、女王バチのみの時期である巣です。素人が除去するならこの時期しかないと判断してさっそく準備をしました。

といっても今思い返せば気を抜きすぎな恰好ですね。
上下ウィンブレ、ゴム手袋、帽子、長靴で、道具はビニール袋、ペンチ、脚立のみ。

帽子の上からかぶる防虫ネットや、もっと厚みのある服を着て、隙間をガムテープで固定するなどの装備も必要だったと思います。
軽装ながらもハチ駆除を進めていきます。

マネはしないように!左:袋を巣に被せようとするところ 中央:巣を包んで軒下から剥離した瞬間 右:焦って袋の口を結べないところ Ⓒ2019mitsumaru300
ビニール袋を広げて(左画像)、巣をビニールで包んだら(中央)、軒下との付着部を折るようにして巣を取り除きます(右)。

左:速やかに降段 中央:袋の口が開かないように地面におく 右:巣とハチを踏んづける Ⓒ2019mitsumaru300
ビニールの口を塞いだまま素早く降りて(左)、口が広がらないように地面にビニールを置き(中央)、巣ごと女王バチを踏み殺します(右)。このとき、巣から女王バチは出ていて、ビニールの中で威嚇するような羽ばたきの音が聞こえていました。

ビニールの口が開いて女王バチが出てしまったら終わりでしたね。
かといって、ビニールの口を結ぶ心の余裕も実際にはなくて、もし結べたとしても、空気が入って膨らんだビニール袋を踏むのは、しっかりハチを踏めないリスクがあるように思います。

巣ごと踏んで処理するのであれば、巣の入り口にガムテープを貼ってからビニール袋で巣を包むという方法をとれば良かったかもしれませんね。まぁ、素人考えなのでマネはしないようにしてください。

プロのハチの駆除屋さんが推奨している駆除方法は後程紹介しますね。
恐る恐るビニール袋の中をみてみると、、、いました女王バチ!踏んで殺したので内容物がでていますがご了承ください。外見はオオスズメバチと似ていますが、大きさは1センチほど小さいのがコガタスズメバチです。だいたいオオスズメバチは体長4㎝、コガタスズメバチは3センチ未満と言われています。3センチほどとはいえ、このハチが怒って飛んで来たらもう刺されるしかないですよね。本当に恐怖です。

しっかりした知識、駆除方法を学ぶ必要性を感じました。
ハチは一度巣を作った場所に再度巣をつくる傾向があるとのことだったので、軒下部分にも防虫防腐剤を塗っておきました。
プロが教える自分でスズメバチの巣を駆除する方法
今後もハチ対応は必要になってくると思われるので、プロが勧める駆除方法をまとめようと思います。
今回参考にさせてもらうのはみんなのハチ駆除屋さんとMSDマニュアルです。
・ガムテープ 衣類の隙間をなくすため
・合成ピレスロイド系のスプレータイプの殺虫剤(アース製薬ハチアブマグナムショット)2本用意
・厚手の長ズボン、長袖(作業着)、白系厚手のレインコート、隙間があればガムテープ
・ヘルメット付きハチ防護ネット(ない場合は厚手の帽子2枚重ねに防虫ネットか、、)
・目を保護するゴーグル
・首にタオル
・厚手の軍手、その上に厚手ゴム手袋、
・長靴
・赤いセロファンを貼った懐中電灯
・巣が高所の場合は長い棒
・ゴミ袋
・ポイズンリムーバー
・エピネフリン自己注射器※とくにアレルギー反応があるとわかっている人は必須
全身アレルギー反応の兆候
症状は非常に素早く発現し、以下を含みます。刺されて不安な方はすぐ救急科を受診しましょう。
不安感、ピリピリ感、および浮動性めまい
全身のかゆみおよびじんましん
唇や舌の腫れ
喘鳴および呼吸困難
虚脱および意識消失
①日中に巣の場所をしっかり確認しておく。
②夜21時以降に駆除スタート
③合成ピレスロイド系のスプレータイプの殺虫剤を巣の表面と入り口に噴射する
※大きな羽音を立てて向かってくるがひるまず噴射する
④巣の入り口から中に向かって噴射する
⑤寄ってきたハチにスプレー噴射
⑥ハチがいないことを確認して巣をごみ袋に入れる
⑦巣があった場所にスプレーしておく
⑧死んだハチも針が反射的に動く場合があるので直にさわならいこと
※外出中だった戻りハチに1週間ほどは注意。

ハチをなるべく家に寄せ付けない工夫
特に4~6月頃は注意して、
戸袋の掃除や庭の草や木の手入れ、軒先に木酢液を散布して虫よけをするのがよいとされています。この時期は少しハチの巣がないか気にして家の周りを歩いてみるのもいいかもしれませんね。
といったところでしょうか。
夜の加計呂麻島は医師がいないので、救急車を呼び、さらに救急艇にのって奄美大島へ渡らなくてはなりません。

アナフィラキシーショックなど起こったらひとたまりもないですね。
ポイズンリムーバーはすでに購入済みなので、エピネフリン自己注射器の用意をしたいと思います。次にハチの巣駆除をする場合は、しっかりと準備を整えて実践するつもりです。
今回もおおきな学びとなりました。この経験に感謝感謝ですね。
ということで本日の学びはここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!