
こんにちは!mitsumaru300です!!
10月に入った加計呂麻島は、日中は暑く半袖で過ごし、朝晩は涼しく窓を閉めて扇風機は微弱で眠れています。一年の中でもっとも過ごしやすい気候ですね。シュノーケルも楽しめて、夕日も綺麗に見えるので観光客の方は喜んでいます。ただ心配なのは、今後更に勢力増す非常に強い勢力の台風19号が発生ですね。加計呂麻島への上陸予定はないのですが、10日木曜~12日土曜ごろまで強風・高波の影響がでそうです。本州を縦断する進路なので、本州在住の方はお気をつけください。さらにこの台風の影響に伴い、10日~14日ごろまで鹿児島からの食糧補給が断たれるので、旅行者の方は食事つきの宿泊の方がよいと思います。スーパーもコンビニも商品棚はガラガラになりますよ。

さて、今回は10月の加計呂麻島にて初のSuper Light Jigging:SLJとオモックを試してみました。
結果として、2時間の釣行で数は少ないですが良い型の魚が釣れました。

いま思えば産卵を終えて6月頃からベイトが小さくなっていたせいで、冬のジギング方法では釣れなかったのかもしれません。

ブログの前半は、SLJやオモックの誘いの方法やHITジグを紹介し、後半はソリッドリングとフロロの結束の仕方についてまとめましたのでぜひご覧ください。

それでは、今週の動画はこちら!!
釣り天気

釣り天気 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
加計呂麻島、2019年10月午後、晴れ、波風ややあるが湾内は穏やか。若潮の満潮前2時間を釣行時間としました。まだまだサングラスと日焼け止めは必須です。
本日のタックル
リール:(シマノ)オシアコンクエスト300HG 右ハンドル
PE:(デュエル)BIG PE 1.5号 直線強力25lb(10kg)
フロロ:(クレハ)プレミアムマックス ショックリーダー30m 26.5lb(12kg)6号
リール:(シマノ)グラップラーBB300HG右ハンドル
PE:(SUNLINE) ソルティメイト ジガー ULT 4本組 200m 1.2号 20lb
フロロ:クレハ プレミアムマックスショックリーダー 5号 22lb 30m
ジグの選択・カラーローテーション

ジグ選択とカラーローテーション 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
今回はベイトの小さい10月にSLJを行うので、ジグパラTG60gを選択(左上)。底物用に初のオモック60g(右上)も用意しました。

カラーローテーションは、晴れで澄潮ということでジグパラTGのイワシ→ピンク→オモック→グリーンゴールド→ゼブラグローの順に組みました。
SLJの方法とHITジグ

左:SLJの方法 右:HITジグ 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

SLJの方法は本当に簡単!技術がいりません。
ただ巻きして、フォールをするだけ(左上)。ただ巻きの速度を変えたりしてもいいし、ただ巻きの前やフォールに入る前に少ししゃくりを入れてもいいですよね。自由にアレンジできます。こんな簡単な操作で魚が釣れるのなら最高ですね!

カスミアジ 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

釣れた魚は体長55㎝のカスミアジ!!
素晴らしい引きを楽しませてくれました。このカスミアジは味も最高なので大好きな魚です。

左:カスミアジ刺身 右:カスミアジ炙り 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

刺身も炙りも最高の一品でした!

左:HITジグ 中央:すっぽぬけ 右:漁師結び(完全結び)&焼きこぶ 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

次のSLJのHITジグはグリーンゴールド!(左上)
この色はなぜか釣れる気がしてしまいます。

大人気のDAIWAのTGベイトを彷彿させるカラーだからでしょうか。
HITした瞬間、先ほど釣ったカスミアジ程度の引きが一瞬きたとおもったら、すぽんと抜ける感覚が走ります、、、、

これは、最近のmitsumaruの中で問題になっていたソリッドリングとフロロ結束部のすっぽ抜け(上中央)がここでも起きてしまいました。

実はこのすっぽ抜けは、ショアジギングでも問題になっていたことなんです。
いままでmitsumaruは漁師結び後に焼きこぶを作りフロロとソリッドリングを結束していました(右上)。これでも大物は釣ってきていたので信頼していたのですが、ここ最近すっぽ抜けが頻発しています。最初は漁師結びの方法が雑になっていたのかもと反省し、最近では丁寧に漁師結びをしていました。それでも今回のようにすっぽ抜けてしまったのです。このすっぽ抜けを防ぐ結束方法を見つけることが急務となりました。

詳細は後半の次回対策でまとめたいと思います。
オモックの釣り方と釣果

左:オモック 右:ボトムバンプ・リフトアンドフォールのやり方 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

オモックの水中の動きをみていると、上下運動に近い動きとなります。
なので、バーチカルの釣りには向いていると考えました。SLJとしても使えますが、今回は底物を狙うボトムバンプやリフトアンドフォールを中心に動きを入れてみました。
操作の仕方としては、着底後にスプールを左親指で押さえてリフトをします(右上)。フォールのときはフリーフォールを意識して、少しスプールから親指を離してしっかり着底を確認しながらフォールをいれます。

こうすることで、カヤックが流されて水深が深くなってもしっかりと着底させることができます。
今回はスプールを押さえたままリフトしたときにHITしたので、そのままリールを回して魚とのファイトに入りました。

アカハタ 加計呂麻島 ©mitsumaru300

初オモック釣果はとてもきれいな発色のアカハタが釣れたのでうれしかったです。
今回の釣行は、事前の作戦通りに釣果を出せたのでとても納得のいく内容でした。ただ一つの問題は、前に述べたソリッドリングとフロロの結束部すっぽ抜けですね。本日の次回対策ではすっぽ抜けない結束方法について考えたいと思います。
次回対策:ソリッドリングとフロロの結束方法について
いままでは、ソリッドリングとフロロは漁師結び(完全結び)&焼きコブで結束してきました。
下記動画はシーガーさんの動画で、プロアングラーの中村透さんが漁師結び(完全結び)を解説してくれています。

しかし最近ではショアでもオフショアでも丁寧に上記の方法で結束してもすっぽ抜けが頻発していたので、違う結束方法を探すこととしました。
ソリッドリングとフロロの結束方法を調べてみると、たくさんありますね。やはり「完全結び(漁師結び)」がよく紹介されていて、「パロマーノット」「イモムシノット」などもジギングの結束方法としては一般的のようですね。
調べていてあっと思ったのが、ある方のブログでこう書かれていました。


「ジギングで完全結びをするときは、ラインの捻じれを防止するために完全結び後、ハーフピッチで10回ほど編み込んでいる」とのことでした。


この編み込みをする理由は、リーダーとジグの絡みを予防することと記載がありましたが、すっぽ抜け予防にも有効だと思います。そして、根掛などで擦れやすいときはジグに近い側のフロロを補強する役割もありますね。


「完全結び(漁師結び)&交互ハープピッチ10回&焼きこぶ」
この結束方法なら信頼できそうです。
現場でもできそうなもう一つの結束方法は「イモムシノット」です。
下記の参考動画はTSURIHACKさんのものです。


ここで注意しておきたいのが、リーダー強度が30lb以上の太いラインは、ハーフピッチでの締め込みを8回しても締め込みに隙間ができてしまうのか滑る摩擦により強度が落ちるかもしれないと記載されている記事がありました。
その記事は以下です。
【要注意】太いラインでの「イモムシノット」は強度が弱い!? 対策は?


対策としては、リーダー強度が30lb以上の場合はハーフピッチの締め込み回数を12~20回に増やすことも記載されていました。


とりあえずmitsumaruのラインシステムでは30lb未満なのでハーフピッチの編み込みは8回でよさそうです。
「完全結び(漁師結び)&交互ハープピッチ10回&焼きコブ」
「イモムシノット&焼きコブ(ペンチでつぶす)」
この2つの方法で試していきたいと思います。
ということで本日はここまで。
【ぶらり加計呂麻島の旅】塩と珊瑚の須子茂(すこも)集落【kakeroma trip】
最後まで読んでいただきありがとうございました!


mitumaru300でした!!