
こんにちは!mitsumaru300です!!
8月は日本の歴史の中で衝撃的なことがよくある月ですね。広島長崎への原爆投下、日航機墜落事故、終戦、、、。夏だ!海だ!と浮かれた気分を冷静に戻してくれるとても大切な歴史ですね。そして、全力で一塁まで走り抜ける高校野球をみていると、日本の夏だなぁと感慨深い気持ちになります。現在も過去も未来もどっしりと腰を据えて一歩一歩進んでいきたいと思います。そして、直近の脅威は台風10号。さきほど超大型になったようです。この台風10号は北上を続けており、14日夜から15日には、西日本にかなり接近し、上陸する恐れがあるそうです。お盆休みのUターンラッシュへの影響が懸念されます。皆様もお気をつけください。加計呂麻島も少し影響がありそうなのでこれから台風対策をしていきたいと思います。

さて今回は、猛毒魚である「センニンフグ」に焦点をあててまとめました。

センニンフグが釣れた際の対処方法やフグ毒のテトロドトキシンについてもまとめました。ぜひご覧ください!

それでは、今週の動画はこちら!!
動画詳細

沖の浅場、深場のどこにでもいるエソ Ⓒ2019mitsumaru300
午前中からスタートした今回の釣行。120mの深場ジギングの回収をしていると、気づかぬうちに釣れていた赤エソ先生。ほんと浅場でも深場でも活動している赤エソには頭が下がります。まだまだ他の魚がつれるだろうと思い即リリース。

しかし、午前中はこの赤エソだけでした。
魚探の反応はあるのにジギングに反応しない。師匠が前に言っていた「夏はあまり釣れない」という言葉がよぎります。まさかボウズなんてないですよね、、、
カヤック上で昼食をとり、気を取り直して今度も同じ場所で切り札のエビング。

左:HITするが重いだけ 右:本日の魚遊泳シーン Ⓒ2019mitsumaru300
さっそくHIT!やはり頼りのあるエビング(左上)!!

しかし、HITしたのですが、、、下に突っ込むとか横に走るとかの反応はなく、ただただ重いだけ。疑問を感じつつ浮かせてくると、、、
紡錘形の魚影(右上)、、、これは初めての魚種の予感、、、たいてい120mから上げてくると脳圧があがり戦意喪失している魚が多い中、この魚はまだまだ元気で下に潜ろうしています。

センニンフグ 皮膚に毒があるのでフィッシュグリップで把持 Ⓒ2019mitsumaru300
海面に浮きあがってきたのは、フグっぽい魚。

以前、師匠に言われていた言葉が蘇りました。「深場で毒を持つフグが釣れるから、触らずにダイワのフィッシンググリップで掴んでリリースすればいいよ」。
そんな記憶から、初魚種ながら毒が有るかもしれない、手で触ってはいけない感じがしました。こういった情報を知らなかったら手で直接触っていたかもしれませんね。食糧確保したかったのですが、残念ながらリリースしました。
フグ毒「テトロドトキシン」について

帰宅後に調べてみると、この魚は猛毒で有名な「センニンフグ」でした。

センニンフグ 有毒部位 Ⓒ2019mitsumaru300
センニンフグは、フグ毒の「テトロドトキシン」をほぼ全身に保有しているので食用禁止です。
猛毒 卵巣 ※生息場所・季節により筋肉が猛毒になる可能性あり
有毒 腸 肝臓 脾臓 腎臓 精巣 皮 筋肉

卵巣に比べれば毒は弱いかもしれませんが、やはり皮にも毒がありましたね。素手で触らないでよかったです。師匠とフィッシュグリップのおかげです。
鹿児島県でセンニンフグを食べてしまった方の事例
自宅でセンニンフグの刺身を食べてから10時間後に、口の周りの痺れ、腕の痺れ、ふらつき等を訴えて医療機関へ搬送されたそうです。死亡には至らずに快方へ向かった模様。
※食してから10時間後と記載していますが、就寝時間も含まれているので症状はもっと早くでていたかもしれません。
毒魚のセンニンフグが釣れてしまった時の対処法
今回の釣行動画での対応は正しい対応ができていました。
今回の釣行でまたひとつ勉強になりました。

ふぐ系は釣れても素人では食べられないし、リリースするにしても仕掛け(今回はエビングワーム)も破壊されるのでいいことなしですね。
結局今回の釣行は、ひさしぶりのお持ち帰りゼロとなりました。はぁ、、、、、悲しいです。
次回対策

私の一番の目的は食糧調達なので、ジギングに反応しづらい季節であれば餌釣りなどの対策も必要ですね。
タイラバに餌をつけたり、純粋に餌釣りにしたり、釣りの手法も魚に合わせて柔軟に対応していきたいと思います。

ということで本日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!