
こんにちは!mitsumaru300です!!
朝晩が涼しいなと思った矢先、台風18号の影響なのか暑さの戻った加計呂麻島です。9月30日現在、与那国島の南約200キロを通過中で加計呂麻島には波浪注意報ぐらいの影響しかなさそうです。しかしブーメランのような動きで本州へ向かい、10月4日頃から台風の影響が出そうなので注意が必要ですね。大事に至りませんように、、、、。

さて、今回は釣り人慣れしたスレた魚を釣る「サビキの一工夫」をお伝えしたいと思います。
魚はいるのにエサばかりとられてなかなか針に喰いつかないことって多いですよね。そんなときこそ短時間でスレた魚をGETできると思うのでぜひ試してみてください!

それでは、今週の動画はこちら!!
サビキ後の掃除方法

サビキ釣りの一工夫へ行く前に、ぜひ覚えていただきたいのがサビキ後の掃除方法です。
サビキは餌を撒くため釣り場が汚れます。本州ではマナー違反による釣り禁止区域が広がっているので、ぜひ釣り場を綺麗にする方法も習得して頂ければと思います。

この方法は、以前mitsumaruの隣で釣りをしていた方が行っていた方法で、自分も取り入れようとすぐに実践した内容です。

サビキ後の掃除方法 左:乾く前にとる 右:蓋の上で処理 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
①サビキ釣りをしている合間に、撒いたエサが堤防についたときは乾く前にこまめにとります。乾いてしまうとこびりついてとるのが大変になります(左上)。
②釣れた魚の下処理をするときは、バケツの蓋などの上で処理をすると血が堤防にこびりつくのを防げます。血も乾くとなかなかとれません(右上)。蓋にのせたまま内容物を海に戻すことができ、海水で蓋を洗えばすぐ綺麗になるので便利です。

サビキ後の掃除方法 左:ブラシでごしごし 中央:海水で流す 右:エサやゴミが残っていないかチェック 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
③釣りが終わったら、エサがこびりついているところを確認し、海水で一度流し、タワシでごしごし擦りましょう。④きれいな海水で最後に流します。⑤自分が出したごみやエサの残り、魚の内容物など残っていないかチェックして完了です。

次に使う方を思いやる気持ちをぜひ忘れずに釣りを続けていきましょう!
サビキ仕掛けの回収と再利用の方法

スプールシート 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
サビキの仕掛けは小さな針が多数ついており、絡まったり、保管が大変だったりするので、よく釣り場で捨てられていることが多いです。

そんなときに役立つのがこの「スプールシート」です。

このスプールシートの存在を教えてくれたのも隣にいた釣り人です。釣り人から釣り人へ伝わる情報は本当にありがたいものです。
※通常の使用方法は、鈎をスプールシート内に収めながら幹糸を巻いていきます。しかし通常の方法だと鈎が幹糸の下に収まってしまうので、タオルで水分をとったり乾かしたりするのが不十分になることがあり、鈎が早めに錆びてしまうことがありました。なので、今回紹介する方法は「鈎が刺さるリスクは高まるが錆びをよりよく防ぐ」ことに重点を置いた方法をお伝えします。

スプールシート使用方法 左:さびき仕掛けを巻いたら家で塩抜きをする 中央:洗剤を綺麗に流す 右:タオルで水分をとった後しっかり乾かす 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
①使い終わったサビキ仕掛けの幹糸をこのスプールシートに巻き付けていきます。ハリスから鈎がアホ毛のようにぴょんぴょんシートの外側に向けて飛び出すように巻いていきます。こうすると鈎に引っかかる危険性は上がるので要注意ですが、鈎の掃除を行いやすくなります。
以下は家に帰ってから~
②中性洗剤をぬるま湯に溶かした中に1時間ほどこの鈎付きシートを入れて塩を抜きます。
③その後は綺麗に水で流してタオル等で水分を取り除きます。特に鈎を重点的に拭きましょう!
④鈎の巻かれたシートごとよく乾かします。mitsumaruは、固定したフックやくぎ等をシート中心の穴に通してぶら下げて保管しています。次の釣行時も鈎に引っかからないように気を付けながら、このまま持っていきます。ただし、何度も繰り返しますが鈎がむき出しの方法なので鈎が刺さらないように注意が必要です。お子さんや、ペットなどがいる方には不向きかもしれません。その時は、通常の使い方をお勧めします。

このようにすれば、あと2~3回は錆びずに再利用できますので、自分で管理できる環境に合わせた方法でスプールシートを活用していきましょう!

それでは釣行の詳細にいってみましょう!
釣り天気

釣り天気 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
晴れ、波風穏やか、午前中の満潮1.5時間前に釣行開始
本日のサビキタックル

離島サビキタックル 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
小さな魚、とくにおやびっちゃがあまりつれないようにサビキ仕掛けの鈎は6号を選択。
スレた魚をサビキで釣る一工夫

食い気があり、餌かごに三陸あみを入れただけで釣れるときはこの方法はやらなくてよいです。エサだけ喰われて鈎に魚が掛からない時にぜひ試してみてください。
①まずは潮の流れをみます。

左:潮の流れチェック 右:エサの撒き方 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
ロッドに装着したサビキ仕掛け(餌かごにはまだ三陸あみは入れない状態で)を自分が釣りたい深さへ落とします。ラインが水中に入っているところをめがけて三陸あみを少量投げ入れます。じっと水面のライン部分をみて、投げたエサがラインよりどちらへ流れていくのかをみます(左上)。

今回の釣行ではロッドを左側に配置し、右から左へエサが流れていくのを確認したので、ロッドより右側に三陸あみを投げていくことになります。

ここで大切なのは、この撒いたエサがサビキ仕掛けのある深さまでたどり着かないと意味がないということです。
目で確認できる深さであれば、しっかりと目視して、どのくらいの位置にエサを投げ入れればちょうどよくサビキ仕掛けにたどり着くかを確認しましょう(右上)。潮の流れが変わったときは再度同じ要領で再調整します。
②少し面倒ですが、サビキ鈎のひとつひとつに三陸あみをつけていきます。

エサの撒き方 左:サビキ鈎ひとつひとつにエサをつける 右:餌かごにも餌を入れる 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
しっかり刺されば一鈎1匹でいいです。細かい作業ですがこれをすることで、釣り人慣れして鈎があることを学んでいる魚をだますことができます。
③餌かごにも三陸あみをいれます。海中へ仕掛けを沈ませるときは、鈎に刺さったエサがなるべくとれないようにゆっくりと入れていきましょう。

エサ撒きポイント 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300
①で述べたエサ撒きですが、たくさん撒いてしまうとお腹いっぱいになって魚が釣れなくなってしまいます。ぜひ少量のエサをタイミングをずらしながらサビキ仕掛けまでたどり着くように意識して餌を撒きましょう!

3種の魚 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

スレた魚でも1時間で3種の魚、計5匹釣れました!

料理 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

美味しくたべさせていただきました。魚さん、ありがとう!

魚はいるのにエサだけ食べられてしまうときは、ぜひこのサビキの一工夫を試してみてください!大漁祈願!!
ということで本日はここまで。
【ぶらり加計呂麻島の旅】塩と珊瑚の須子茂(すこも)集落【kakeroma trip】
最後まで読んでいただきありがとうございました!

mitumaru300でした!!