ラーメン汁の視点から離島の排水について考えてみた

こんにちは!mitsumaru300です!

やっと不慣れなパソコン作業に慣れてきたので、ここらで釣り以外のことも書いてみます。

いまmitsumaruは20世帯未満の小さな集落で島暮らしをしています。本州に住んでいたら20世帯未満の地域に住むってなかなか想像がつかないかもしれませんね。1世帯と言っても一人暮らしが多いので総勢20名未満の集落なのです。少ないでしょ?こんなに少ない人数だから自然と顔見知りになります。同じ集落内で知らない人はいないのです。本州に住んでた時は隣の部屋に住む人が誰なのかも知らずに生活してきたので、こんな人間関係はとても不思議で温かい。外からこの集落をみると〝寂しい″と感じるかもしれないけど、この少ない人数だからこそ、家から徒歩1分の海があんなに綺麗なのかもしれない、、、、

かけろまブルー 加計呂麻島

いつもこんなに綺麗な海に生きる魚を自分で捕って食べることができるのは本当に幸せなことですよね。

家の庭では種を撒いておけば無農薬の野菜も小さいながら勝手に育つ。ほんといい環境で生活させてもらっています。

こんな素敵な食材に囲まれているのだけれど、やっぱりときどきあれを食べたくなるんです、、、、

mitsumaru
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インスタントラーメンが食べたい!!

あの安っぽい柔らかなちぢれ麺がむしょうに恋しくなるんです、、、、いつもと同じようにラーメンを食べ、器に残った汁を捨てようと台所に行ってふと気づく、、、、ん?この汁をここに捨てるということは、、、、、、、

というのも、島に暮らしてから排水には自然と気を遣うようになっていました。本州に住んでいる人はびっくりするかもしれませんが、下水設備がこの集落にはないので簡単に言うと垂れ流し状態になるんです。トイレはいわゆるぼっとんトイレ。だから洗濯・食器洗剤やボディーソープ類も自然の中で分解しやすい石鹸由来の物を使用しています。○○鍋をしたときの汁は翌日におじやにして食べたりするから、汁物を台所に流すすことはほとんどしていません。自分の体をフィルターにするので、自然に近いものを作って食べるようにしています。

自然とこんな生活を送っていたのでラーメンの汁を流そうとしたときに、、、、ん?となったわけです。まぁ、ラーメンの汁もおじやにすればいいじゃないかということになりますが、いつも魚のアラで出しをとっているので、インスタントラーメンの汁は化学物質祭りにみえるので遠慮をしたいわけです。

こんな話の流れとなったので、今回はラーメンの汁の視点から離島の排水について考えてみることにしたんだ。

実際には流していませんが、、、、、この台所の流しからラーメンの汁を流したとします。

台所の流し台 加計呂麻島

ちなみにこの流し台は、野菜くず等は目に見えてたまるのでその場でさっと手でとれます。カバーなどいらないので無駄なごみも出ません。台所の流しはこんなシンプル形で十分なんだと気づかされました。

さて話を戻します。台所の流し台から流したものは、庭の地中を通る排水パイプの中を進み、下記画像の集落排水溝に流れます。

家から続くこの排水パイプはほぼ地表に出ているので、パイプが詰まった時はパイプのつなぎ目を外して掃除ができる。加計呂麻島

まぁ、一人分のラーメン汁ならこの場所に溜まって、時間の経過とともに地中に吸収されたり蒸発してしまうかもしれませんが、、、

とりあえずここではこの先へ流れるとして話を進めます。

集落の排水溝から川へ続く排水路。加計呂麻島

家の排水パイプから徒歩3分で川に合流します。普段はここに水がないので大雨の時に、もしかしたらラーメン汁の成分がだいぶ薄まってここまで流れてくるかもしれません、、、

川に合流し、すぐ先の海へ注ぐ。加計呂麻島

家の排水パイプから徒歩5分で海に繋がる。そしてその先の海でmitsumaruは魚を獲っているんです。

まぁ実際にここまでラーメンの汁が辿り着けるかはあやしいですが、こんな徒歩5分で自分の家から海までの排水コースを見ることができる場所っていまの日本ではなかなかないかもしれませんね。

見える排水ルートはこのような感じですが、もしかしたら見えていないルートもあるかもしれません、、、昔から住む集落のねぇさん(奄美では年上の方をねぇさん、にぃさんと呼びます)の話を聞くと、どうやら我が家からでる排水パイプ周辺はむかし湧き水がでていたらしい、、、確かに排水パイプ周辺は土中に住むカニが多いし、カニ穴に石が落ちるとポチャンと音がします。もしかしたらこの見えないルートの方がラーメン汁が海に流れ込む可能性は高いかもしれません。この排水パイプから流れたラーメンの汁はゆっくりと土中にしみこんで、地下水を流れ、海に流れつくのかもしれない。土中の微生物の分解力がどれほどの浄化パワーをもっているかはわかりませんが、、、気分的には直接川から海へ流れ込むよりも、土を通ってから海に流れたほうが少し綺麗な、、、、濾過されたような、、、、気がするのは私だけでしょか、、、まぁ自然の中で分解できる程度の排水という条件においてですけどね。

見えるルートも見えないルートもどちらともに言えるのは、土や水の持つ自然の浄化作用の範囲内の排水ですむ生活をすれば、今ある素晴らしい島の環境は保たれるはず。まぁこの自然の浄化作用というのがどの程度まであるのかがはっきりしないからなんとも言えませんが、、、、もしかしたら土や水の浄化作用の前では1人前のインスタントラーメンの汁なんて楽勝で浄化してしまうかもしれないですけどね。

とまぁこんな感じでラーメンの汁から離島の排水について考えてきましたが、自分以外の誰かにこのような考え方を強要するのではなく、まずは自分が離島生活を嫌にならない範囲で普段の生活から排水について見直す機会を得たこと、そしてそのことについて考える時間が持てたことが今回の収穫かなと思っています。ラーメン汁に限らず今後の生活の中でさまざまなことに活かしていきたいと思います。

mitsumaru
mitsumaru

ということで、今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!