
こんにちは!mitsumaru300です!!

アカヒゲのヒナ 加計呂麻島
畑仕事の撮影をしている途中で物置小屋に立ち寄ったらどこからかぴよぴよ声が聞こえました。なんと段ボール箱の中に鳥の巣があり、ヒナが5匹鳴いていました。親鳥と思ったのか黄色い口をぱかっとあけて餌をねだっています。こんなこともあるんですね、、、。びっくりしつつもほほえましい気持ちになりました。餌を持ち帰った親鳥をちらっと見かけた感じだと、「アカヒゲ」という鳥のようですね。お腹は薄い灰色で、背面はは赤毛の鳥です。無事に5匹とも育ち、加計呂麻島を自由に飛び回ってほしいものです。
さて今日は、今週の動画を振り返ったあとにワンピッチジャークのお勉強をしてみたいと思います。
それでは、今週の動画はこちら!!
毎週月曜夜8時はmitsumaru300.com!!YouTubeとTikTokにて釣り動画配信中!どちらもmitumaru300でやっています!
動画詳細
今回最初に釣れたのは、ほぼ一年ぶりに釣れたのではないかと思われる「ナンヨウカイワリ」。
水深20mくらいの浅場で魚探が少しなり始めたのでジギングを開始したことろ、さっそくHIT!!こういった浅場で釣れてまずまずの引きを楽しませてくれるので、おなじみのホウセキキントキかなぁと思いながら釣りあげてくると、、、銀色に輝く魚影が、、、そして背びれがきれいなブルー、、、カスミアジだー!!とテンションが上がります。秋ごろにはよく磯から釣れていたカスミアジ。最近はご無沙汰だったのでうれしさ倍増です。釣りあげてよく見ると、なんかかっこいい顔つきのカスミアジよりもちょっとブサイクな顔つき、、、口がやや細長い気がする、、、あっ!!これはカスミアジではなくナンヨウカイワリだと気づきました。色はよく似ているんですが、ちょっと顔つき、体型が違うんですよね。申し訳ないけれどもカスミアジの方がイケメンですね。ごめんね、ナンヨウカイワリさん。刺身にしちゃえばそんなに変わらないんだけどね。

出だし早々青物が釣れるとは幸先がいい!!
さて次は場所を変え、エビングへチェンジ。誘いを入れて、食わせの間を入れずにすぐクラッチをきってフリーフォールをしている最中にぐぃっとロッドが下に持っていかれます、、、これはなかなか強い引き、、、、青物だ!!しかもお刺身サイズ!!
あがってきた魚は、ホウセキキントキとともに最近ではおなじみのアオチビキ。
アオチビキが釣れるとほっとしますね。

最近思うのですが、、、、エビングの威力が凄すぎてずっと頼りすぎているなと。そこで今回はジギングの方法をもう一度見直してみようと思いました。
ネット検索してみると、、、とても丁寧にまとめてあるサイトがありました。それはGear-Labプロスタッフレポート ジギング超入門テキスト【ジャークを覚えよう】というサイトです。
画像や動画はほぼないのですが、文字での説明がとてもわかりやすく書かれています。まずはこの内容を読んで理解した後に、今度は違うサイトで動画をみて学べばさらにレベルアップができそうな予感がします。やはり先人の知識技術というものは素晴らしいですね。ここではこのサイトを担当している沢木好男さんの文章から得られる内容を紹介していきたいと思います。
なんとなくやっていたジギングのワンピッチジャーク(ロッドを1回跳ね上げて元にに戻す(1しゃくり)間にリールを一回転させることを連続で行いジグを動かすこと)。なんとここでは6種類ものワンピッチジャークの種類が記載されていました。びっくりです。しかもロッドのテーパー(調子:硬い・柔らかいなど)に合わせて使用するジグの種類【ダートorスライド系(左右にぴょんぴょん跳ねる動き)やスイミング系(ウォブリング:頭とおしりふりふり、ローリング:左右にごろんごろん)など】まで考慮して説明がされています。mitsumaruが使用しているロッドはクイックな動きにもスローな動きにも対応する汎用性の高いロッドを使用しているので、ロッドのテーパーとしてはレギュラー(ロッド全体の1/2が支点で曲がる)となります。ちなみにシマノ:グラップラーBB B631、天龍ホライゾンHSL66B‐Mを使用しています。どちらとも穂先が折れてしまっていますが、、、、
ワンピッチジャークパターン ※mitsumaru流の略称へ変更
①ロッド桃太郎
②体操ヒラマサ
③逆体操ブリ
④リール桃太郎は時合
⑤リール森のくまさんかんぱち
⑥体操ハーフ/クォーターはひきこもり大型ヒラマサ
ひとつひとつ見ていく前に、まずは全体に関わる基本的なことをまとめておきます。
基本的なロッドの持ち方:薬指と小指の間にリールフットを挟み、ロッドエンドを脇に挟む。慣れた方で細かい操作をするときにロッドエンドを肘にひっかける方もいます。ロッドは軽く握り、しゃくりあげたときにぐっと力を入れると動き始めは遅くロッドが上に上がった時点でシャープにしゃくれるので加速度がつくようになります。沢木さん曰く、イメージ的に「ビシッ、ビシッ」という感じだそうです。
さらに、、、、ワンピッチジャークで大切なのは、ロッドをしゃくる時と戻す時で、ほんのわずかに時間差をつけること。ロッドをしゃくる時は加速するようにビシッとしゃくるが、戻る時は若干ゆっくりと、腕の力を抜くような感じで下まで戻します。
ワンピッチジャーク15回~20回(誘い)後にポーズ1回(喰わせの間)。
ポーズ時間:ヒラマサ、カンパチの場合で1秒以内、ブリの場合は1~2秒。
①ロッド桃太郎
動揺の「桃太郎」のリズムに合わせてロッド主体にしゃくる方法。手元の動きは上下に20~30㎝程度。
上記数字はしゃくる回数。これでいくと、「きびだんご」まで歌いながらしゃくると16回誘いを入れたことになり、その後にポーズ(喰わせの間)1回入れることになります。この「きびだんご」までのフレーズ1セット+1ポーズを繰り返しやればOK!!ここではリールではなくロッドに意識を向けたしゃくり方となります。ジグの動きはZ字を描くような動きになる。
②体操ヒラマサ
体操のリズムで①よりもロッドの振り幅を大きくする。手元の動きは上下に40㎝程度。
2回目の「サンッシッ!」までしゃくると8回なので、これを2セットやって1ポーズ入れることを連続すればいいですね。このジャークパターンでのジグはダート系(大きく左右にぴょんぴょん跳ねる)がよく、ロングタイプやスリムタイプが良いそうです。このアクションはヒラマサに効果絶大だそうです。
おすすめされているジグは、スミスのCBマサムネ、ナガマサ、テイルウオークのグレートバリアスリム、ブリッジのスキッドセミロング等とのこと。
③逆体操ブリ
②と同じ体操のリズムで、ロッドの上げと下げを逆に行うやり方。手元の動きは上下に40㎝程度。
つまり②の場合はロッドを上げる時に早く、下げる時は比較的ゆっくりだったのに対し、③では上げる時にゆっくり上げ、下げる時に素早く下げて素早く巻き取るというやり方となります。ここでは下げる方から開始することがいいみたいです。この動きはブリに効果絶大だそうです。これも2回目の「サンッシッ!」までを2セットやって1ポーズ(ブリは2秒)入れることを連続すればいいですね。
ジグは②でのダート系よりもスイミング系(ウォブリングやローリング)が良いそうです。ブリッジのイノセントやスミスのメジューム、ランブルベイトのハオリF2がお勧めされています。
④リール桃太郎は時合
①と同様に桃太郎のリズムでリールに意識を向けてリールの動き(リーリング)がとまらないようにするやり方。手元の動きは上下に20~30㎝程度。
①の場合はしゃくり上げ時にぐっと力をいれるため、ロッドが上に上がっているときにはリーリングは止まっているが、④ではリールの回転が止まらないように意識するとのこと。沢木さん曰く、ヌルヌル動く感じだそうで、ジグの動きはS字を描くような動きとなります。「きびだんご」まで1セット+ポーズ1回を繰り返せばいいですね。この方法は、①で食いが悪い時やアタリはあるがフックアップしにくい時、あるいは時合でフィーバーが掛っている時などに非常に効果があるようです。おすすめのジグはスライド系でもスイミング系でも良いらしく、ファーストアクションのロッドを用いるとやや小刻みな動きとなり、スローアクションのロッドを用いるとやや大ぶりな動きとなるとのことで、ファーストアクションのロッドでは早めに、スローアクションのロッドだと遅めにリーリングすると良いと書かれています。
⑤リール森のくまさんかんぱち
④を童謡の森のくまさんのリズム(ハイスピード:桃太郎の2倍)で行う方法。手元の上下20~30㎝程度。
別名ジャガジャガ巻き。「であっった」まで1セット後に1ポーズ。桃太郎のリズムの2倍速いテンポでやればOK!
ジグは細かいロッドアクションに反応するタイプが良く、ブリッジのスキッドノーマル、テイルウオークのグレートバリア、ランブルベイトのハオリキング、デュエルのアイルメタルCSなどが勧められている。またダート幅の大きい、ロングタイプジグもこのパターンでは良い結果に繋がることが多いらしい。
このジャークパターンは、魚探に反応があるのにバイトがない時や、カンパチの時合の際に、ジグに飽きさせず、食いを長く保たせたい場合に効果があるとのこと。
⑥体操ハーフ/クォーターはひきこもり大型ヒラマサ
体操のリズムで一回しゃくるごとに、リールを2分の1回転(ハーフピッチ)、あるいは4分の1回転(クオーターピッチ)だけ回す方法。ジャークにより魚を魅了することを目的とする。手元の動きは上下に10~15センチ。
あまりジグを追ってこず、底の方の狭い範囲にいる魚、とくに大型のヒラマサに効くらしい。この方法は船は移動するのにジグの移動幅が少ないので、魚探で示す魚の位置とジグの位置がズレやすい。2回目の「サンッシ!」までを2セット行い、1ポーズをとり、魚の反応がなければ一度上まで巻き上げて再度落とすということが大切とのこと。
ジグは少ないジャーク幅で確実にアクションするものが向いており、スミスのメジューム、シャウトのステイ、ランブルベイトのフラッシングハオリなど、寸胴なタイプのものが良いとのこと。mitsumaruがよく使用しているジグパラバーチカルスローピッチも移動距離を押さえた設計なのでこのラインナップに入りますね。
ざっとまとめるとこのような内容でした。沢木さんの文章は理論と感覚の表現バランスが素晴らしくてよく伝わる内容なのでぜひ下記アドレスから読んでもらえるとさらに理解できると思います。

※リンクはサイトが閉鎖されたため2019/5/19に削除しました。
いやぁ、本当に勉強になりました。さっそく知識と技術をたたき込んで、実践に活かしてみたいと思います。次回の釣行が待ち遠しいです!
ということで、本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!
毎週月曜夜8時はmitsumaru300.com!!YouTubeとTikTokにて釣り動画配信中!どちらもmitumaru300でやっています!

mitumaru300でした!!