カヤック活け締め時のサメ対策を考える【kakeroma fishing】

こんにちは!mitsumaru300です!!

6月に入り、やっと梅雨らしくなってきた加計呂麻島。湿気はあるのになぜか肌寒かったりムシムシしたりと、何かと体温調整をするために服を脱いだり着たりしています。気温の日間変動も激しいので、旅行の際は風邪をひかないようにお気をつけください。

今回は、カヤック上での活け締めの復習とサメ対策を考えていきたいと思います。

カヤック上の活け締めの復習→サメの危険性→カヤック上の活け締め時におけるサメ対策
 
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それでは、今週の動画はこちら!!

カヤック上活け締め後のサメの危険性【kakeroma fishing】
Ⓒ2019mitsumaru300
 
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動画詳細

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_E7712.jpg です

オオグチイシチビキ 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

なかなかいいサイズのオオグチイシチビキが釣れました。実は、Goproあるあるなのですが、このオオグチイシチビキを釣った動画が撮れていなかったという事実、、、

5万もするGoproよ、ボタンを押されたからにはフリーズせずにしっかり最後まで録画してくれ!と強く願った瞬間でした。

では、活け締め&神経抜きの復習をしていきましょう。

魚の解剖学的な部位名があやふやな方や、活け締め&神経抜きの詳細を知りたい方過去ブログ「カヤック上での活け締めと神経抜きの方法」をご覧ください。

カヤック上の活け締めの仕方 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

 

津本式の活け締め方法とウエカツさんの方法を動画で観ましたが、カヤック上で向いているのはウエカツさんの方法だと判断したので、ウエカツさんの動画を参考に、画像多めでわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。

活け締め&神経抜きに使用している道具の紹介

魚の固定には enkeeoフィッシュグリップBL-030を使用しています。このグリップ、小さな魚にはほぼ使えませんが、30㎝以上の魚の口にはとても使いやすく気に入っています。しかし、いま現在、Amazonや楽天でもこの商品は販売されていません。素晴らしい商品なのに紹介できないのが残念です。深くグリッピングすると自動で固定されるのでとても重宝しています。いろいろなタイプを試しましたがこれが一番ですね。放血用のナイフはモーラナイフコンパニオンを使用しています。使いやすいナイフですが、なぜかよく洗って拭いても錆びやすいのがたまに傷。活け締め&神経抜きにはウエカツさんのTK式〆具セット(ワイヤー片側リング 4サイズ、ステンレス製T字スパイク、ステンレス手鉤(ノンコ)、収納袋)を使用しています。私にとっては高級品でしたが、これから活け締め&神経抜きを極めたい方には本当におすすめの商品です。

 

 

まずは即殺(脳は破壊する)

私は、カヤックフィッシングではノンコは持って行かず、T字スパイクを使用しています。今のところT字スパイクで頭を貫けないほど硬い魚には出会っていません。後々の神経抜きに使うルートまで考えると、T字スパイクでストレートに貫通させた方がやりやすいと思います。

①エラ蓋上端②脊椎③脳④脊髄⑤大動脈  Ⓒ2019mitsumaru300

上記画像の③脳の位置を意識します。目と目の間からスパイクを刺し、側線(②脊椎とほぼ同じ位置)レベルとエラブタの上端①目の後方にある脳③を意識しながら押し込みます。

このT字スパイクは硬い骨格でも突き刺さるよう、鋭利で角の立った4角錐の先端部となっており、軽い力で深部に入っていくので本当に使いやすいです。

下の図の左、中央のように、横からも上からもしっかり脳の位置へ向かってT字スパイクがまっすぐ入っているか確認しよう!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 4.jpg です

即殺 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

しっかりとT字スパイク先端が脳まで届くと、上図右のように、魚は目をかっと大きくして全身を痙攣させます。念のためT字スパイクの先端を中心に大きく円を描くように持ち手側を2~3回まわして脳を破壊します。その後に神経抜きのルートとして、脳から脊髄へつながる穴を広げるイメージでT字スパイクを少し奥へ押し込みます。

 

次に、放血。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 6.jpg です

放血 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

ナイフの刃を背びれ側に向け、ナイフの先端をエラの下層にある膜の中央あたりから少し入れます(上画像左①)。深く入れると肝臓や心臓等の内臓を傷つけてしまいます。膜を切っていき、背骨に刃があたったら深くナイフを入れて(上画像左②)、背骨の下を尾びれ側に走る動脈を切ります(上画像左③)。このとき、刃は背骨に当てますが、骨を断つほどの力はいりません。血が膜の中からでてきたら海中またはクーラーボックス内の常温海水に10分から20分浸して放血します(上画像左④)。

 

今回のポイントはここですね。

この放血したがサメを誘うのです。カヤックというスペースが限られた場所で、活け締めをするとなると海中かクーラーボックス内かの2択になると思います。これについての対策は最後の次回対策のところで述べたいと思います。

 

続いて神経締め

神経抜き 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

4サイズ中、φ1.5×1000mm:中大型魚用ワイヤーの1本のみカヤックへ持ち込んでいます。最初はすべて持ち込んでいましたが、これ1本で対応できてるので特に問題はありません。
即殺で作ったからワイヤーを入れます。ぐいぐい力を入れると身に刺さって進むだけなので、軽くワイヤーを持ち、すっと神経のルートに入るところを探ります。うまく入ると魚の体やヒレがぴくぴく痙攣して教えてくれます。痙攣せずにワイヤーが入っていくときは身を刺していると思います。

このTK式のワイヤー神経孔に入り易く、かつ肉に刺さりにくくするため、切断面を溶接後、テーパー形状にし、先端を平らにカットしてあるので、初心者の方にもとても扱いやすいです。

余談ですが、冷えたクーラーボックス内に入れて血抜きをした後は、魚の痙攣サインが出ないことが多かったです。常温海水の方がよく痙攣サインがでます。

このような流れでカヤック上での活け締めと神経抜きをしていきます。使用している道具のフィッシュグリップはとても使いやすいのですが現在販売されておらず、ナイフは使いやすいがなぜか錆びやすいです。ですので、これから買いそろえようとしている方はほかの商品を探した方がよいと思います。唯一今回紹介した中でAmazonでも楽天でも購入でき、とても使いやすい道具はTK式〆具セットですね。ただ、この初心者にも使いやすいTK式〆具なのですが、正直、私にとってはかなり高価なものだったので最初はAmazon等でほかの安い類似品を探しました。

だってAmazonも楽天も送料込みで15000円弱もするんですもん、、、

実際に探してみると、単品の神経ワイヤーは一本1000円弱×4サイズ、ノンコ3000円、T字スパイクも3000円ぐらいだなぁと思って合計してみると14000円、、、

あれ、ほとんどTK式〆具セットの値段と変わらないじゃないか!

しかも物自体はTK式〆具の方がウエカツさんの知識、経験が凝縮されているので断然惹かれます。そして長く使う道具として考えるとしっかりした道具が欲しいと思い、このTK式〆具を購入しました。実際に一年ほど使用した感想として、初心者でもカヤック上でとても扱いやすかったので本当に購入して良かったと思っています。

 

ただひとつ気を付けて欲しいのは、カヤック上で道具を落とさないようにすること。

私は一本ワイヤーをカヤック上から海に紛失してしまいました。T字スパイクやノンコはコンパクトなのでカヤックの中央で操作するにあたっては落とすことはほぼないと思います。問題はワイヤーです。細長いのでちょっと脇に置いた瞬間にするっと海中に消えていきます。

私の対処法としては、このウエカツさんのワイヤーは片側リングになっているので、カヤックのシートを固定するフックに一緒に取り付けています

これなら海に落ちることはありません。高級な道具なので、なくさないように工夫することを忘れずにしましょう。

初心者こそ洗練された道具で技術をカバーし、玄人の方はより高みを目指す相棒として、このTK式〆具をおすすめします。

ヤマハ(YAMAHA) 魚の神経締め TK式〆具セット内容  
ワイヤー片側リング 4サイズ、ステンレス製T字スパイク、ステンレス手鉤(ノンコ)、収納袋

2019年6月3日現在、送料込みで安いのは楽天よりもAmazonです。ただし、Amazonの在庫は1個です。楽天の在庫はわかりませんが、楽天も売切れたらY’SGEARのHPからも購入できます。

さて、動画の続きです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 7.jpg です

小魚たち 加計呂麻島 Ⓒ2019mitsumaru300

その後、小魚でしたが100均アレンジジグで4匹釣り、同様に活け締めと神経抜きをしていました。

 

そんな時に、波間に黒いヒレがすーっと移動しているのを発見!さっ、サメだぁー!!

活け締め後にカヤック上をぐるぐる回るサメ 加計呂麻島 ©2019mitsumaru300

 

よく目を凝らさないと気づかないほどの動きなのですが、強烈な違和感があるんですよね。距離としては30mくらい離れたところをカヤックを中心にぐるぐる回っています。もうこうなると釣りに集中できないので、海中で放血していた魚を取り込みポイントを移動します。

結果的に、サメに襲われることはなかったのですが、なるべくならサメを呼びたくないですね。そこで次回対策として、カヤック上の活け締めにおけるサメ対策を考えてみたいと思います。

次回対策

奄美周辺のサメ事情やサメ予防グッズなどはまた違う記事でご紹介したいと思います。今回はカヤック上の活け締めにおけるサメ対策を考えてみます。

いま現在私が行っている放血場所は、クーラーボックス内ではなく海中です。両方とも試したのですが、冷えたクーラーボックス内で放血した後よりも、常温海水で放血をしたほうが、明らかに神経抜き時の魚の反応がわかりやすいことが一番の理由でした。血だらけのクーラーボックス内にいつまでも魚を入れておくのも、気持ち的になんか嫌でした。これは、私の優先順位がサメの危険性よりも活け締め&神経抜きをしっかり行いたいという方向に傾いているからだと思います。ただ、今回のサメとの遭遇を通じて、奄美近海のサメ被害などについていろいろ調べました。正直、怖くなりました。これは自分の優先順位を考えなおす機会だと感じました。自分の命がないと、せっかく活け締めしても美味しく食べれませんからね。まずは、なるべくサメを寄せ付けない方法かつ、ある程度質の高い活け締め&神経抜きを行える方法を考えてみました。

①ナイフで動脈を切る
②常温海水で満たされたクーラーボックス内で放血10~20分
③神経抜きをする
④休憩で浜に上陸したときに、魚の内臓をとり、クーラーボックス内の海水を入れ替える

いま考えられるベストは上記の方法ですかね。本当はクーラーボックス内に凍ったペットボトルを入れたいのですが、神経抜きの効果判定がいまいちになります。そして魚の腐敗が進む一番の原因は、冷やしていた状態から常温になったなどの温度変化が激しいことなので、常温海水につけて、ときどき海水を入れ替えることで一定の温度を保持することにしました。上陸したときに内臓を抜き、海水も変えれば腐敗を少しは押さえられると思います。気温が上がる気候のときは、涼しい時間帯の短い釣行にすれば大丈夫だと考えています。

そのためには、短時間でも釣れる技術を高めていく必要がありますね。

とりあえず、私はこのような方法でサメをなるべく寄せ付けずに、カヤック上でできうる限りの活け締めと神経抜きを行ってみようと思います。

今回のお勉強はここまで。

加計呂麻島の暮らし、旅行時の注意点などをまとめたブログや動画を下記に紹介しておきますね。素敵な加計呂麻島への旅になりますように。

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ということで本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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