【これができれば大丈夫!】加計呂麻島移住のアドバイス【kakeroma life】

さて今回は、加計呂麻島への移住を考えている方から連絡をいただいたので、実際に移住して3年が経過したみつまるが思う「加計呂麻島への移住に関するアドバイス」をまとめてみました。

5つの必須ポイントに絞りましたのでかなり実用的な情報が満載です!ぜひご覧ください!

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Wikipediaより改変 ©2020mitsumaru300

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【これさえクリアーできればなんとかなる5つの必須ポイント】

①自分から挨拶ができる
②自分から「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える
③月1回の集落作業と年1回の豊年祭に参加できる
④集落費・家賃を払える
⑤借りた家や土地を綺麗に管理できる

もしこの時点でダメだと思ったら、加計呂麻島のような人の少ない島に住むことは難しいかもしれません…

それではもう少し詳しく5つの必須ポイントを説明していきます。

①自分から挨拶ができる
島のにぃさん、ねぇさん(加計呂麻島では年配の方をおじぃ、おばぁとはあまり呼びません。〇〇にぃ、○○ねぇと呼ぶことが多いです)は移住者に対して多少興味はありますが、少し恥ずかしがり屋な部分もあるので移住者側から近寄っていき、適切な音量&笑顔で挨拶をするとだんだんと距離が縮まってきます。

②自分から「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える

本州とは違う島独自の文化があるので、移住者にとって良かれと思ったことが裏目にでることもあります。

そんなときは、素直に「ごめんなさい」という気持ちを伝えて、教えてもらったことに対して「ありがとう」の気持ちをしっかりと伝えましょう。

「ありがとう」にはもうひとつ大事なことがあります。

これは私もねぇさんに教えていただいた事なのですが、「ありがとうを時間差で3回伝える」というものがあります。

例えばねぇさんから庭の野菜を頂いたとします。もらったその場で1回目の「ありがとう」を伝え、食べた次の日に道で会ったら「昨日いただいた野菜がとても美味しかったです!ありがとう!」これが2回目。何日か経ってたまたまねぇさんとの会話の中で野菜の話がでたときに「そういえば前にもらったあの野菜美味しかったなぁ…ほんとにありがとう!」これで3回目のありがとうになります。
島ではこのような「3回のありがとう」が普通なので、2回目・3回目のありがとうがないとあの人は感謝の心がちょっと足りないな…ということになり少しずつ心の距離が離れてしまいます。

あともうひとつ大切なことは、何かを頂いたら自分の無理のない範囲でお返しをしていきましょう。

例えば野菜を頂いた後に、釣りで魚が多めに釣れたら下処理したものや調理したものをお返しするといったことです。ずっともらってばかりだと「もらいっぱなし」ということになりこれも心が離れていってしまいます。無理のない範囲で感謝を込めてお返しをしていきましょう!

ぜひ、「時間差の回のありがとう」と「無理のないお返し」を意識して感謝の気持ちを伝えていきましょう!

③月1回の集落作業と年1回の豊年祭に参加できる

島にとってこの集落作業と豊年祭は全員参加の大事な行事となります。

まずは月1回の集落作業ですが「ほぼ草刈り」となります。集落内や河川、水源地など草が生える場所がたくさんあります。基本、男性は刈り払い機で行い、女性は手作業となります。女性でも刈り払い機を使えると集落としては助かります。夏場は暑い環境での作業となるので倒れそうになります。

内科的にも外科的にも元気でないと島暮らしは続きません。

豊年祭は一年の中でもっとも大切な行事となります。

参加費が一人3000円~5000円ぐらいなのでたくさんの方に来ていただければ、この先1年の集落にかかる費用を賄うことができます。俄然、各集落は気合が入るわけです。毎年10月ぐらいに各集落で開催されます。

奄美群島は相撲文化があるので各集落に土俵があります。男性(子ども~大人)は裸に回しをつけて人前で相撲をとることになります。

そうすると「人前でお尻をだして相撲をとることができる」男性が求められるので、これが難しいと思ったら相撲文化が残っている集落への移住は考え直したほうがいいかもしれません。相撲文化は加計呂麻島では当たり前の文化なので、謹んで受け入れることができる方が望ましいと思います。女性は調理や配膳の仕事となります。

④集落費・家賃を払える

集落費は月1500円~2000円ぐらいです。

町営の水道管理の集落はこれとは別に水道代がかかります。ちなみに町営の水道管理の2人暮らしで電気・水道・ガス・ボイラー(灯油でお湯を沸かす)をまずまず使用する家では、月々電気8000円、水道2000円、プロパンガス3000円、灯油2500円ぐらいのようです(計15500円)。集落管理の水道で1人節約生活(お湯なし)だと、月々電気1500~2000円、(水道500円集落費に含まれる)、卓上コンロガス300円(計2300~2800円)となります。

家賃は大家さんの考えや家の状態によります。

1軒屋で月0~8000円ぐらいでしょうか。同じ瀬戸内町である奄美大島の古仁屋では2LDKで月50000円ほどしますので加計呂麻島は破格の安さとなっています。

ここで注意して欲しいのが安いほど家が古くて改修費が移住者払いだったり、突然大家さんに出て行ってほしいと言われたら出ていかなければならないこともあるということです。

改修費用は移住者が全部払うから家賃が0円となっていたりするので、大家さんとしっかり話は詰めたほうがいいと思います。

島あるあるなのですが、移住者が改修をして綺麗になったとたんに大家さんが帰ってくる…なんてパターンもあります。

がっちり改修して住みたいのであれば、土地や建物の権利を購入してから改修した方がよいと思われます。こういったやりとりが面倒な方は教員住宅(アパートが多い)が空いていれば月25000円で入居できるのでオススメです。

⑤借りた家や土地を綺麗に管理できる

家の修理や庭や畑を綺麗にできないと集落、さらに島内での信頼が地に落ちます。

加計呂麻島は草刈に始まり草刈に終わると言われるほど草が伸びます。家や庭などを放置していると、「あそこの家は大切にされていない」との噂が大家さんに伝えられ、「出ていってください」という流れになります。

逆に、しっかりと管理していると集落内・島内での信頼が上がってきます。

そうすることでコミュニケーションが増えて島の方とどんどん仲良くなれます。

代々受け継がれた土地や建物を綺麗に保つことは、島の方にとってとても重要なことなので綺麗にすることを心がけましょう!

【加計呂麻島の生活】

加計呂麻島 Ⓒmitsumaru300

フェリーで10~20分の奄美大島の古仁屋にはスーパー、コンビニ、100均があります。

加計呂麻島にはありません。居酒屋も1~2軒でカフェ等もありますが観光シーズンのみのところが多いです。a〇azonなどのネット通販は注文から3日程で届きます。古仁屋への買い物が面倒な方は週1回生協の配達があります。各家庭で野菜を育て、釣りをして魚を得たり、養蜂をしたり、鶏を飼う方などもいます。

移住者にとってネックになるのが現金収入でしょう。

島内での正社員は病院介護系、教職系、真珠系、警察消防系、バス会社ぐらいでしょうか。

あとの仕事は季節性の内容が多く、パートやアルバイトとなり最低賃金周辺となります。年金のような自動でお金が入る仕組みを持った方の方が安心だと思います。

みつまるはどうしているかというと、相方が奄美大島に住み正規社員として働き、みつまるは単発バイトをしながら加計呂麻島と奄美大島を半々で行き来しています。

加計呂麻島で野菜と魚がとれたら奄美大島の相方宅で1週間分の料理を作りまた加計呂麻島へ帰るという感じです。加計呂麻と奄美のハイブリットパターンですね。Youtubeでの広告収入が入るようになれば万々歳ですが、当分先のようです・・・・(泣)。移住者のみではなく、島人にとっても仕事がないことが大きな問題となっており、島から出て行ってしまう方も多いのが現実です。

mitsumaru
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いつの日か、みつまるのYoutubeの広告収入が安定して入ってくる時期がきたら、釣り好きの島のにぃさんたちや島の生活を紹介してくれるねぇさんたちへ仕事の依頼をできるようになるのが今のみつまるの夢です。

漁師さんと言えど、島の魚は高くは売れません。魚を釣るシーンや島の暮らしを動画で納め、編集したものが収入に結びつき、その収入を島に住む方たちへ分配できたら、、、、そんな目標をもってコツコツやっています。

【加計呂麻島の通信環境】

3年ほど前はdocomoしか携帯が繋がらなかったのですが、、最近ではauも繋がるようになり、softbankも徐々に拡大中です。

2020年6月現在の加計呂麻島はADSL回線が主流ですが、光回線の提供に向けて準備中で令和2年~5年にかけて順次切り替わっていく予定とのこと。

現在のwimax2+の対応エリアは、生間港周辺の渡連、諸数、スリ浜、勝能集落で入るようです。ヤフーモバイルPocket WiFi 803ZTの対応エリアは、大島海峡側の集落はほぼ入るようですが、外洋側の集落は伊子茂や於斉、諸鈍以外はほぼ入らないようです。現在のネット環境としては瀬相港周辺よりも生間港周辺の方が良い環境だと思われます。

【加計呂麻島へほんとに移住したいと思ったら】

瀬戸内町企画課企画振興係
電話番号 0997721112
メール shinkou@town.setouchi.lg.jp

上記の振興係のホームページで情報収集をしてみましょう。

加計呂麻島内の押角集落内には移住体験住宅があり、家具家電付き水道光熱費込み(1日2000円、月50000円)で1週間~半年まで利用できるとのことです。

押角集落の方々とお話をしたり、集落作業に参加しながら島内の集落を散策してみてここに住みたいと思える場所をゆっくり探すのも良いと思います。気に入った集落に空き家があればラッキーですが、無い場合もあります。そんな時は空き屋がでるまで移住者体験住宅に住んだり、教員住宅に住んだりするのも良いと思います。

もっと気楽に加計呂麻島を知りたい時は、島内の宿泊施設に泊まりながら各集落をみて回るのもいいですね。自分にあったスタイルで探してみましょう。

【最後に個人的なアドバイス】

住み始めた最初の方にやっておいた方が良いと個人的に思うことは、「自分の生い立ちを話せる範囲で集落の主要な方へ伝えておくこと」です。

例えば、バツ3で結婚はコリゴリ、子育てに興味がない、産みにくい体質、仕事で心を病んでしまって…などなどです。なぜかと言うと、島に限らずですが人は隠されたことにはとても興味を持ってしまいます。その興味から生まれた噂はさらに大きな噂へと広がっていきます。例えば、若い夫婦で移住してきて子どもがいないとすると、通常の会話の中で「早く子どもを作らんば!」などでてきます。こどもを欲しいと願っていない夫婦の場合、この言葉を会うたびにされたら気が滅入ってしまうわけです。とてもナイーブな内容ですが、なるべく早期のうちに「実はコレコレこういう理由で私たちはこどもを育てずに夫婦二人で生きていきたいと思い加計呂麻島へきました…」と集落の主要な人物へ伝えておけば自然とその話は広がります。会うたびに気が滅入る言葉を伝えられる頻度を抑えることができます。

先に自分という人間はこういう人間なんですとソフトに伝えられると、その後の生活は穏やかに過ごしやすくなると思います。

今回は島への移住について語ってきましたが、人生を通して考えてみると誰かと親密に付き合ったり、結婚したりすることも異文化交流みたいなものですよね。自分とは違う文化をもっている人と共に生活をしていくわけです。島に移住するというのもそれと一緒です。

まずは島の文化を受け入れる心構えが大切で、住み始めた最初の方に必要な自分の説明をソフトに伝えた後は、とりあえず1年ぐらいは静かに生活してみて、少しずつ自分の主義主張を冷静に伝えていくと島での生活を穏やかに過ごせると思います。

島のにぃさんやねぇさんと仲良くなると、島での礼儀作法や様々な生活の知恵を教えてもらえます。そして最低限の島のルールをしっかり守ることができればとても自由で豊かな生活が待っています。

長くなりましたが、皆様の素敵な移住先がみつかることを心より祈っています。

ということで本日はここまで。

加計呂麻島の暮らし、旅行時の注意点などをまとめたブログや動画を下記に紹介しておきますね。素敵な加計呂麻島への旅になりますように。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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