解剖学的視点でアオリイカの活き締め方法を考える 初級編【kakeroma fishing】

こんにちは!mitsumaru300です!!

加計呂麻島は春イカ終盤戦に突入しています。そんな中、アオリイカの活け締めについて調べていくうちに、イカの脳はどこ?神経はどう走行しているの?血管や血液はあるのか?などなど解剖学的な疑問が浮かんだので調べてみることにしました。

魚とどう違うのか興味がわきます!

アオリイカについて学ぶ前に、、、

の解剖学的な活け締め、神経抜きについて知りたい方は下記リンクのブログをご覧ください。ウエカツさんの活け締めの考え方に沿って、画像や動画にて詳しく説明しています。https://mitsumaru300.com/fishing/ikejime/

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それではイカについて素朴な疑問からみていきましょう。

イカにそもそも血はあるの?

 

イカには血管も血液もあります。しかし、人間や魚のように赤くみえる血ではありません。赤くみえる血液は、赤血球中のヘモグロビンの呼吸色素である「鉄錯体赤色をしているので血液は赤くみえます。ではイカの血はなんで赤くみえないのかというと、イカは呼吸色素である銅錯体を含むので血液が青色に見えます。新鮮なイカだとやや青くみえるようですが、少し時間が経ったものはほぼ無色とのこと。解剖実験ではうすい過酸化水素水をかけて酸素を供給することで、イカの血液はきれいな薄い青色になるそうです。

 

イカの脳はどこにあるのか?

胴の部分を頭だと認識している方も多いと思いますが、左下画像のように左から胴、頭、腕となります。

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左図:頭の部分に①脳中枢部分②左視葉③右視葉があり、①~③を含めて脳と呼ぶ。  Ⓒ2019mitsumaru300

ざっとまとめると、イカの脳は目と目の間にあり、発達した眼胞に連絡する一対の「視 葉 」とその中央に位置する「中枢部分」に大別でき、その中枢部分は複数の脳葉により構成されています。すなわち、一対の視葉とその視葉の間に位置する中枢部分が、イカの脳となります。http://www.tamagawa.ac.jp/brain/forum/reports/069.html

魚だと「即殺(悩殺)、放血、神経抜き」をするがイカはどう締めるのか?

イカの放血と神経抜きはイカの構造上難しく、一般的なイカ締めは、「即殺と神経断ち」がまざったような方法がとられていることが多いです。

では、一般的にイカの締め方はどんな方法が紹介されているのか?

「イカの締め方」と検索するとトップに出てくるのが釣りの通販サイトイシグロさんのサイトです。そこで記載されているのが、下記右画像の太陽マーク部分の頭と胴の付け根(目と目の間の少し上)から胴側斜め45度位にナイフを一刺し、続いて同ポイントから頭側斜め45度位にナイフを一刺しすると記載があります。成功した場合、イカの胴や腕の色が白色になることを効果判定としています。

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左:アオリイカ部位区切り 右:活け締めポイント Ⓒ2019mitsumaru300

上記画像はイカを「腹側」からみています。ここで方向を指し示す用語がでてきたので、イカの部位名も含めて説明しておきます。

いろいろな文献をみていると、この方向を示す言葉が混乱しやすいのでしっかり頭でイメージできるようにしておきましょう。

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アオリイカ 方向整理 ©2019mitsumaru300

上の画像を見ると前後や左右が逆に思える方が大半だと思います。私も最初はだいぶ混乱しました。解決したポイントとしては、イカが海中でどのような姿勢で動くのかをイメージできるとすっきりしました。いまみている上の画像はイカの「腹側」で、私たちが海底側からイカをみている姿だとイメージしてください。イカのまな板側(背側)は海面を向いています。そして通常、上画像で「」と記載している方へイカは進みます。これを前進といいます。逆に上画像の「」の方向に進むことを後進といいます。こんどは自分が上記のイカになったつもりで海の中を前進するイメージをすると「」と「」がわかると思います。

イカの部位名

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下図:①左第1腕②左第2腕③左第3腕④左第4腕⑤左触腕⑥脳中枢部⑦視葉⑧眼(包)⑨漏斗⑩外套(膜)11ヒレ  Ⓒ2019mitsumaru300

イカをどの方向から見ているか、どの部位のことを述べているのかがわからなくなったときは、この上2つの画像に戻って確かめるといいと思います。

一般的なイカの締め方のまとめ

以上の知識を含めて、上述のイシグロさんが紹介していた一般的なイカの締め方では実際に何が行われていたのかを考えてみると、

脳の中枢部の破壊を目的としつつ、脳から胴側・頭側へ走る神経も断つことで、筋活動・神経活動を抑制し、魚同様にイカの体内に残るATP (後の旨味成分となるもの)をなるべく残すことを目指しているのだと考えました。

いろいろ調べていると、さらに一歩踏み込んでイカの活け締めについて考えている方の情報もありました。それに関しては応用編としてまたの機会にまとめたいと思います。まずは一般的なイカの締め方と効果判定方法、目的を学び、実際にイカ締めをすることを繰り返してみようと思います。

今回のお勉強はここまで。

加計呂麻島の暮らし、旅行時の注意点などをまとめたブログや動画を下記に紹介しておきますね。素敵な加計呂麻島への旅になりますように。

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ということで本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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