
こんにちは!mitsumaru300です!!
前回の釣り投稿でいつ梅雨入りするのやら、、、とぼやいていたら投稿翌日に加計呂麻島は梅雨入りしました。関東に住んでいたころも梅雨はジメジメしていましたが、加計呂麻島の梅雨は3倍くらいジメジメしている印象ですね。家じゅうがカビの香りに包まれます、、、まぁ、その湿度の高さのおかけで一年中化粧水いらずで過ごせるのですけどね。普段着ない服など衣装ケースに入れておくとカビ臭さ100%になるので、実用的な服以外はすべて実家に保管してあります。革靴とかもってのほかですね。そのおかげか1年中サンダル生活となりました。奄美地方では羽アリが2~3回飛ぶと梅雨が明けると言われています。そのときは家の中まで羽アリだらけになります、、、本州では想像もつかないと思いますが、奄美地方では風物詩となっております。

それでは、今週の釣り動画はこちら!!
動画詳細
今回の釣行は「100均アレンジジグVSエビング」ということで釣果を分けてお届けしています。
まずトップバッターは、
100均アレンジジグのキラキラシールなし、勝手につけた名前は「メタルン」。
メタルン投入早々、きたーーー!!と思ったらお約束の赤エソ先生、、、、
がっかり気分を隠せません、、、、しかし、ここから赤エソ先生は奇跡を起こしてくれました。

リリースしようとしたときに、カヤックの底に通じる穴に頭からすぽっと入ってしまいました!!上の真ん中画像
一気にテンションが上がるmitsumaruをご覧いただけたかとおもいます。ちょっとお尻を押してあげただけで海中へ戻っていった赤エソ先生、、、これまでバイキングカヤック忍の穴からリリースした人は自分が初めてかもしれませんね。新しいリリース方法を発掘してしまったかもしれません、、、
さて、次だー!!と気合を入れるとすぐHITしますが、、、今度は小さいアカハタ、、、

メタルンは数は釣れるけれど小魚ばかりを連れてきますね、、、またリリース。
そして次に釣れたのは、初めて釣った魚種となる「ヒレグロベラ」。
正直見た目がグロいですよね。最初、毒魚かな??と疑ってしまうような真っ黒な線が背びれ後方から尾びれにかけて走っています。なぜここにこの色が入ったのか逆に聞きたくなります。しかも正面からみてみる前歯がでていますよね。これは以前釣ったキツネベラもこのような歯をしていました。

不気味な姿のこのヒレグロベラを食べてみると、、、、意外にも刺身が美味しかったんです!
白身でぷりぷりしていました。人は見かけによらないといいますが、魚もみかけによりませんね。ヒレグロベラさん、失礼いたしました。次回より、釣れた瞬間に喜びを表現できるように練習しておきます。
メタルンはここまでにして、つぎは100均アレンジジグのキラキラシール付きへチェンジ。勝手に「キラキラ」と呼んでいます。
チェンジしてさっそくHIT!!今日は100均ジグが好調です。釣れた魚は毎度おなじみのホウセキキントキ。35㎝くらいでしょうか。
このキラキラジグは釣れるんですけど、3回塗装をしても魚にかみつかれると塗装が剥がれてしまうのがネックなんですよね。
こうなってしまうと魚に見切られてしまうので釣れなくなってしまいます。しかも塗装のやり直しをする必要があるので手間なんですよね。

メタルンでキラキラと同じ釣果がでるならキラキラシールを貼ったり、塗装をしたりする手間が省けるのでいいなぁとおもったのですが、、、
いまのところキラキラの方がメタルンよりも大きな魚が釣れる印象があります。悩ましいところです。もう少しキラキラとメタルンの両方を使ってみて判断したいとおもっています。キラキラは1個しか持参していなかったので、これにて終了。
さて次はいつも頼りっきりのエビング投入です!

100均ジグは40gまでしかないので水深40mくらいまでしかできません。今回のエビングは水深50m~100mの範囲でやってみました。
まず水深50mぐらいのところで釣れたのがまたまた左下図のホウセキキントキ。
しかし、このホウセキキントキは先ほどのものよりかなり大きい!!45~50㎝くらいありましたかね。いままで釣ったホウセキキントキで一番大きいサイズだったかもしれません。
続いて水深60mぐらいのところで釣れたのは右上画像のアオチビキ。釣ってすぐに活〆と神経抜きをします。美味しく命をいただくにはこういった方法を習得する必要があります。
詳しくは下記の過去ブログ&動画をご覧ください。ブログでは魚の解剖も交えて説明しています。

そして今回の釣行にて主役となったこの魚。


オオヒメ 加計呂麻島 mitsumaru300
この魚について詳しく話す前に、、、、


今回のテーマであった100均アレンジジグとエビングの釣果の違いについてですが、100均アレンジジグは数が釣れるが小物が多く、エビングは数は少ないけれど大物が釣れやすいです。ただし、100均アレンジジグのキラキラシール付きの方は、エビングほどではないですがときどき大きめの魚が釣れます。今後、メタルンとキラキラジグでも比較を続けていきたいと思います。
さて、この最後に釣れた魚。最初はオオグチイシチビキかと思ったくらい釣った瞬間は姿形が似ていました。


家に帰ってから、オオグチイシチビキにしては浮き袋が口からでていないなとか、なんか口が小さいなと思ったので調べてみると、、、
結果、この魚は「オオヒメ」と判断しました。
mitsumaruの中で、「オオグチイシチビキ」「オオヒメ」「ヒメダイ」の3種の区別が難しかったので、今回はこの3種の区別の仕方をまとめてみようと思います。
「オオグチイシチビキ」「オオヒメ」「ヒメダイ」の見分け方


左:オオグチイシチビキ 右:オオヒメ 加計呂麻島 mitsumaru300
左上の画像は「オオグチイシチビキ」。お馴染みのアオチビキが赤色で口の大きくなったバージョンの魚ですね。このオオグチイシチビキの黒い瞳をみてください。


瞳の中心から垂直線を下したところまで口の端がきています。アオチビキ同様に尾びれがくっきりV字で長いですね。
右上の画像は「オオヒメ」。オオグチイシチビキと比べると、瞳の中心から下した垂直線までは口の端がきていませんね。そして尾びれもV字ですがあまり長くはないです。背びれや胸びれはやや黄色が入っています。ここは少しオオグチイシチビキに似ていますね。口の大きさのためか、オオグチイシチビキはゆっくり釣りあげても口から浮袋がかなり出ますが、口の小さいオオヒメはあまり口からでません。
「ヒメダイ」はまだ自分で釣ったことがないので画像がないです。
オオヒメとヒメダイの違いを画像付きでわかりやすくまとめてくださっている方のリンクを下記に貼っておきます。
http://sakanazukanpro.blog.jp/archives/6268145.html


これをみると、胸びれの色が黄色がかっていると「オオヒメ」。胸びれがオレンジがかっていると「ヒメダイ」とのことでした。
さらに、オオヒメの成魚は8kgを超えるのに対し、ヒメダイの方は大きくても2kg程度にしか大きくなれないようです。


まとめると、この3種の魚の見分け方は、口の端が瞳の中心からおりる垂直線まであるとオオグチイシチビキ、垂直線まで口端がなく胸鰭が黄色いければオオヒメ、垂直線まで口端がなく胸鰭がオレンジ色であればヒメダイとなります。


釣りは本当に勉強になりますね。
ということで本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!


mitumaru300でした!!